リノベーション
case 03社宅リノベーション
全戸農園付きの賃貸住宅
garden MAMA-APARTMENT /高知市
コミュニティが生まれる、新しい賃貸住宅
NTTの社宅として使われていた建物を、社宅時代の良さを残しながら入居者の個性が生きる空間にリノベーション。広い敷地を生かして中庭に農園を設け、コミュニティが自然に生まれる場になりました。
高知市の不動産会社「高知ハウス」さんが入居募集や賃貸管理を、和建設が企画・設計・施工を担当した共同プロジェクトです。入居募集を開始するとFacebookや口コミで話題になり、すぐに満室になりました。
暮らす人の個性が生きるデザインに。各部屋は真っ白な壁面にし、オークの床材を使用しました。
家庭菜園のワークショップ開催
全23戸それぞれに約2坪の小さな農園が用意されているgarden MAMA-APARTMENT。4月(2016年)に、家庭菜園が初めての方も楽しみながら農園を利用できるようにと、ワークショップを開催しました。ハーブ専門の「まるふく農園」さんと、無農薬で農業をしている「太陽農園」さんを講師に迎え、作物を育てることについてのお話しや、畝(うね)づくりの講習、個別にアドバイスをしていただき、入居の皆さんの農園づくりが始まりました。
23の小さなガーデンから育っていく、入居者のコミュニティがこれからどんな形に実っていくのか、私たち和建設も見守っていきたいと思います。
※掲載内容は取材当時の情報です。