現場監督
「現場監督」とは、設計図に基づいて建築物をつくりあげていく、また、その管理を行う職務を指します。
書かれた線や記号、数字をきちんと理解し、平面の図面を何もない現場のなかで立体的につくりあげていく仕事は手も目も頭もフルに稼働させなくてはなりません。もちろん重大な責任も伴います。
そして、それ以上に「ものづくり」の面白さを実感できる魅力的な仕事でもあります。
ただ、設計図通りにつくっていれば良いか？ と問われると、和建設の答えは少しちがいます。
設計者が描いた設計図は建築物の安心安全をつかさどるものであり、さらに、和建設においてはお客さまの声を反映させた“手紙”のような存在です。
和建設の現場監督はそこにどんな意図や想いがあるかを読み取り、その真意に沿った仕事を行わなくてはなりません。
現場監督はお客さまと直接対面する機会は少ないですが、建築物を通じて最も長くお客さまと向き合うからこそ、正確で誠実な仕事が求められるのです。
また、建築物は「人」によってつくりあげられるものだからこそ、現場に集まる各分野の職人さんがそれぞれの力を正しく発揮できるように、目を配らせ、コミュニケーションを図っていくのも現場監督の大切な役目です。
職人さんが仕事をしやすい環境となっているか？ 必要な部材が必要なタイミングに納入されているか？ 現場全体が一つのチームとして動けているか？
こまめに確認を行い、目には映らない空気感も感じ取れる細やかさが必要です。
