- 工事が完了し、オーディオから音楽が流れた時は、本当に感動しました。家族との時間がまた増えました。
W様は、6年前に和建設で新築していただいたお客様。当時は3人の子供さんも小さく、広いリビングでのびのび遊ばせたいと、あえて間仕切りをせず仕上げました。でも、将来のことも見据え、子供さんが大きくなったら仕切れるようにと、間仕切りをする場所に下地を入れ、廊下側には出入用のドアを付けて準備していました。
そして昨年、「そろそろやらないとな」とご主人が思っていた頃、6年点検で和建設のメンテナンス担当がお伺いした時、子供部屋の話になったのがリフォームのきっかけでした。
実はこのリフォームにはもう一つの思いがありました。ご主人が密かに考えていた夢の実現。それは、落ち着きのある、ほっとした時間を過ごせるホームシアターをつくること。
ご主人の趣味はお気に入りのオーディオから流れる音楽を聴くことだったのですが、日々の忙しさで、スピーカーや機材がただ置いてあるだけになっていました。奥様も機材の配線が見えることや収納スペースが不足していることで悩んでおられました。
ご主人が社会人になった頃にお金をはたいて買ったスピーカーやオーディオラックにとても思い入れがあったので、大切なものをどのように活用し、整理をしていくのかを一つ一つ洗い出し、一緒につくっていきました。そこで、オーディオラックは加工して壁面収納の一部として組み込み、その上下部分を奥様の欲しかった収納スペースに。子供部屋の間仕切りをするだけでなく、ご家族それぞれの思いの叶う壁面に生まれ変わりました。
ホームシアターは、スピーカーを置く高さや角度、隠すスピーカーと魅せるスピーカーの配置、配線をどう隠すか、エアコンからの風でスクリーンが揺れないようにするなど、とことんこだわりました。
無事工事が完了し、オーディオから音楽が流れた時は、本当に感動しました。ご主人の夢を叶えたホームシアターでしたが、今では家族みんなが集うファミリーシアターリビングになっていました。リフォームしてからは、ご主人は飲みに行く回数が減り、家族との時間がまた増えたそうです。
子供のようにはしゃぐご主人、自分の部屋ができた時の子供さん達のうれしそうな笑顔、そして、きれいになったお部屋を見た時の奥様のほっとした表情が思い浮かびます。家族の成長と共に家も成長させていくお手伝いをさせて頂けたこと。こんなにうれしいことはありません。
これからもW様ご家族の住まいの応援団として家の変化だけでなく、ご家族の変化にも気づく和建設らしい思いやりメンテナンスをしていきます。また、音楽を聴きに行ってもいいですか?
中段は既存のオーディオラックを再利用。上・下段には新たな収納スペースを設け、すっきりとした印象に。
ホームシアター
ご主人の夢が実現したホームシアター。ここでお気に入りの音楽を聴いたり、映画を観るのが何よりの楽しみになりました。
リビングに間仕切りをして子供部屋が生まれました。「今のところ勉強しているようです(笑)」と奥様。壁面の扉を開ければ、オーディオ機器の配線や掃除も楽々です。
かつてのリビングは、勉強机やご主人の自慢の
オーディオ機器など、ものがたくさんあふれていて
奥様は収納場所にお困りでした。