- これまで不便だった暮らしがウソみたい。
今はすごくい快適です。
「別棟にあったトイレやお風呂を暮らしの中に
取り込みたい」という気持ちから始まりました。
高知市郊外。羨ましい広さの敷地の中に2世帯が建つI邸です。今回のリフォームは子世帯ご一家の住まい。
今までIさん家族は、型枠大工だったお祖父さんが建てたコンクリートの家に住んでいたのですが、室内に階段がなく、2階に行くにも外階段での上がり降り、別棟にあるトイレやお風呂に行くのも、雨の日も、一旦外に出て行くという不便な暮らしでした。3歳になったご長男のこと、これからの自分達の暮らしを考えるとやはり、これらを解決するリフォームをすることでした。
「最初は家とトイレやお風呂のある棟を少し直して通路で繋ぐだけでいいと思っていました。でも、これから先、ここで子供と過ごす大切な時間を考えた時、想像できなかったんです。だから思い切って今までの暮らしを一新する全体リフォームをすることにしました。」とご主人。とはいえ、費用対効果も考え、活かせるものはそのまま活用。限られた条件も踏まえ、これからの暮らしをとことん話し合いました。
みなさんにとって当たり前の暮らしが、私たち家族にはとっても
幸せな暮らし。当たり前をとても幸せに感じています。
「お風呂も思い切って2階にもってきました。トイレも1階と2階にとりました。限られた条件の中でコンパクトに家族の思いをぎゅっとつめ込んだという感じ。これまで本当に不便で大変だったので、すごく快適。今はもう、新しくできた暮らし棟でほとんど暮らしています。(笑)」と奥様。
リフォーム後、それまで住んでいた家は、ご長男が思い切って遊べるプレイルームと収納室へ、そしてご主人がずっと夢だった“男の隠れ部屋”として生まれ変わりました。中はこれから少しずつDIYでつくっていくそうです。
「驚いたのは今まで住んでいたコンクリートの家と新しくできた暮らし棟とは室内温度が全然違う。5度ぐらいは違うんじゃないかと思うほど。これは驚きましたね。快適ってこういうことの積み重ねなんだと実感しました。」と奥様。
以前は、階段下のインターホンや窓からやり取りしていたご両親とも直接やり取りできるようになるなど、家の不便を改善するだけではなく、暮らし方やライフスタイルも変わりました。和建設がリフォームではなく「リ・ライフ」と呼ぶのは、そんな理由からです。
外観
新しくなった暮らし棟で快適に暮らすIご一家。右奥に見えるのが以前の住まいです。
家から外に出て別棟にあるお風呂やトイレに行くという
不便な暮らしでした。
浄化槽は動かせないから、水回りを一カ所にコンパクトにまとめようと、キッチンもこちらにお引っ越し。水回り棟が明るいDKリビングのある暮らし棟に大変身しました。
リフォームし、新しく作った暮らし棟と家を通路でつなぎました。暮らしを移して空いたお部屋もリフォームし、フローリングのプレイルームに。ご主人の隠れ部屋も着々と準備中。仲間を呼んで宴会も開ける広さです。