お知らせ

2021年4月は草青むさん

4月のLABOをコーディネートしてくださったのは、高知市秦南町にお店をかまえる「草青む」の西森さん。いつも「どんなアレンジメントをしてくれるのだろう」とワクワクさせてくれる花屋さんです。

今回、西森さんはグリーンの「アーティフィシャルフラワー(造花)」を使って空間を彩ってくださいました。

「わたしのなかで【モデルルーム】という場所が、今回の飾り付けのキーワードになっています。モデルルームを訪れたときって、きっと新鮮で、キラキラとした気持ちだと思うんです。そんな気持ちにはグリーンがぴったりだと思ったし、生花でもドライフラワーでもなく、いつ訪れてもきれいな状態を保てるアーティフィシャルフラワーが良いのではないかと思いました」(西森さん)

コーディネートのなかでこだわったのは「余白」。見る角度や、見る人の感性によって、その印象は少しずつ違うかもしれません。でも、共通している感じるのはいつまでも眺めていられる心地よさです。

LABOには大きな白壁があり、そこをどう飾るか悩まれたそうですが、葉や茎のライン、僅かに生まれる影を生かして、余白のなかにも動きや変化を生み出されているのが分かります。

西森さんがいう「余白」とは、ただ真っ白な壁や空間のことではなく、見る人が自由に思いを馳せて想像を膨らませる領域なのだと思います。

余談ですが、今回のコーディネートは写真を撮るのが難かったです(笑) 写真に写るものと目に映るものは微妙に違うんだなと実感しました。私たちも住まいづくりを行う上で、その空間にでしか体感できない心地よさや感動を大切に考え、生みだしてしていきたいと思いました。

西森さん、すてきなコーディネートをありがとうございました!